日々思ったことつらつら草子

その時々で思ったこと、感じたことを書いています。ライティングスキルをあげたいと思い始めました。まだ開設したばかりですがよかったら覗いてみてください。

なんでもかんでも

なんでもかんでも手を出すのはよくない面もあるとわかった。

大学生活で私が今やっていること。

こまくさ、モジャバ、長期インターンバイト。

どれにも手が回りきらず今どれも中途半端な状態になっている。

こまくさもモジャバも一回生の時は比較的真面目に頑張って団員と仲良くいい関係を築けていたが、今は(特にこまくさ)行ってなさすぎて少し後ろめたい気持ちがある。

 

10月はモジャバ、11月からこまくさ、というようにして、練習期間中の団員とのコミュニケーションを密にして頑張りたい。

 

その人の性格などに限らずやはり直接会って話している時間が大事なのだと分かった。たくさん会ってたくさん話せばそれだけ相手のことが分かるし親近感も覚える。まずはたくさん時間を共にしてどんな人間なのか分かってもらう。そうしたらそのコミュニティ内での自分の地位も確立できてくるし、発言力も出てくる。そのコミュニティでの自分の居心地がよくなってくる。

 

これからも私は色んなコミュニティに飛び込んで参加していくだろう。一度飛び込んだらもう半端な関わり方はしたくない。今度は最初っから思いっきり深く関わってみよう。深く関わることで見えてくる部分というのがたくさんあるはずだから。苦楽を共にして、きっとかけがえのない仲間ができるから。

 

これから大学を卒業するまで、今所属してるコミュニティの仲間を大切にしよう。学部の友達、サークルの先輩・同期・後輩、インターン先の人たち、バイト先の人たち。

特に学部、サークルの仲間には卒業してからも時々会いたい。

大学でいい仲間に巡り会えた、出会う人に恵まれた、そう心から思えるように、彼らとの関わりを楽しんで愛おしんで過ごしたい。

 

大学生活

来年で学生生活が終わる。

今まで、4回生になったら学校に全然行かんで暇な時間たくさん持て余して自由に過ごしたいとばかり思っていた。

でも、しっかり勉強できるのも来年まで。働き始めたらきっと時間なんて全然取れない。同志社にも面白そうな授業はいくつかある。スペイン語忠臣蔵を読み解く授業、能楽から見る日本の伝統文化など。

来年、最後の学生生活をどう過ごすか、ちゃんと考えよう。きっと一番時間がある時だから遊び倒すのもありかもしれない。バイトをがっつり入れまくってお金を貯めるのもあり。働き始めたらいけないような長期の海外旅行に行くなんてのもありかもしれない。幅広い分野の授業を色々取って、教養を身につけて学費を有効に使うのもありだ。

とにかく悔いのないように過ごしたい。

インド旅行記〜3日目〜

デリーの空港に着いてぷらぷらしている途中でりほこさんに声をかけてもらい無事合流。そこからレストルームで2日ぶりのお風呂に入り(気持ちよかった…!)1時間ほどふかふかのベッドで寝た(ほんとサイコー!)その後ジョードプル行きの飛行機に乗り、ジョードプル空港でりほこさんを待ち。ジョードプルの空港はとても小さくて驚いた。飛行機から降りて歩いて建物まで向かいカバンが流れてくるレーンは一つしかなく、カバンを受け取ったらすぐ外に出るといった感じ。

りほこさんが到着しついにリュウサイさんとご対面。元々写真で見て知っていたし想像していたのとそんなにイメージは変わらなかった。タクシーで宿まで移動しバックパックを置いて散策。水を買ってオムレツを食べた。水を飲むときボトルに口をつけずに飲むのがいいらしい。なんでも口をつけたところから雑菌が入りそこから菌が繁殖してそれでお腹を壊す人が多いんだとか。今思えばうちは日本でもそれをよくやっていたから以外といけるのかもしれない。やっぱり、インドは衛生面ではほんとに汚くてオムレツを食べている間もハエがぶんぶん飛んでいて気になってしょうがなかった。牛が普通に歩いているし、野良犬もうろうろしている。道端にはふん、ふん、ふん。ちゃんと下をみて歩かないとうっかり踏んづけてしまいそうだ。(こんなとこを今日から9日間旅するのかぁ…)覚悟を入れ直した。

オムレツを食べて両替した後は一度宿に戻りその後メヘランガールに行った。かなり高いところに建っているから険しい坂を上っていかねばならず思わずウェリントンの坂を思い出した。

メヘランガールでパスポートと引き換えに音声ガイドのオーディオを貸してもらったが、Japaneseと言ったのになぜかコリアンで笑 

ここはワンピースのある場面のモデルになった町らしく青い建物がたくさんあってメヘランガールからとてもきれいに見えた。メヘランガールからの眺めは本当に最高で、鳩やタカ?っぽいのが翼を広げて高い城壁の上や周りを飛んでいるのも(なんかこんな景色どっかで、なんかのアニメで見たことある気がする…)なんて思いながら眺めていた。日本人が珍しいのか、インド人の観光客たちに「一緒に写真撮ってよ!」と何度も頼まれちょっとしたスター気分も味わい。笑 また、修学旅行だろうか?小学生の団体が来ていてみんなしてこちらに元気一杯手を振ってくれた。みんな"bye bye!"とか「what's your name?」と訊いてきて名前を言うとずっと呼び続けて次々にハイタッチして、みんな人懐こくて笑顔がキラキラしてて。すごくほっこりした。

帰り道、インド人のおじさんの写真を撮ったところ一緒に撮ろうと言われて一緒に撮った。今度は住所を教えるから送ってくれという。一応住所は訊いたし送ってみるけどちゃんと届くといいな。

宿に戻りゆうすけと対面。うちと同い年だった。しばらく話しているとゼッキーさんもやってきた。33歳で今は休職して来ているらしい。高槻出身だった。みんなでちょっと雑談しその後再び散策に出かけた。ラッシーなるものを飲んでみた。飲むヨーグルトみたいなやつに牛乳の搾りかすみたいなのが入ったやつ。まぁまぁ美味しかった。飲食をしていてどうしても気になるのが衛生面。(これ大丈夫かな?後でお腹壊したりしないかな?)なんて考えてしまう。(えーい、壊したらその時はその時!折角なんだから色んなもの食べて楽しまなきゃ!)とそんな考えを振り払うことにした。その後に行ったチャーイのお店のおじさんはシャイな人らしく仏頂面でチャーイを作っていたが、こっちが写真を撮っていると仲間のインド人に冷やかされ照れながらもカメラを向けるとはにかんだ笑顔をみせながらこっちに顔を向けてくれた。可愛かったなぁあのおっちゃん。

チャーイのお店を出た後は民族衣装選び。服屋さんがずらりと軒を連ねていて色んな店をハシゴして買った。パッションで値段交渉するりほこさんに交渉していただき250RS値下げして購入。着るのが楽しみだ。

その後はこのジャイプールでは美味しいという店に連れてってもらいターリーを食べた。この町ではみんな食事にお金をかける余裕がない為に外食産業が発展しないそうだ。だから美味しい店が少ないとリュウサイさんは言っていた。ターリーはナンの代わりに何とかという薄い皮みたいなのに2種類のカレーとオクラ、ヨーグルト、ご飯がついていた。味噌みたいなのとデザートはあんまり美味しくなくて食べれなかったがあとは普通に美味しくほぼ完食。お腹も一杯になり大満足。

それから他のメンバーがいるというオシャレなカフェに向かった。そこは今まで見てきたインドとは全然違う普通にキレイなところで(こんなとこインドにあるんだ)と思ってしまったくらい。フルーツパッションスムージーを頼んだが普通に美味しかった。みんなで自己紹介をしたら、ごはんちゃんがダンスが好きということでそれからごはんちゃんと意気投合してしばらく踊りについて話し込んだ。ごはんちゃんはすごくバイタリティのある子で、名古屋のどまつりでMCをやったり地元の子とチームを組んで踊っていたり、芸能事務所のオーディションを受けに行ってたり。本当にダンスが好きなんだと分かった。その時に葉加瀬太郎の言葉を思い出した。「本当に詩を書きたかったら書きたいと言う前に書いてる」ごはんちゃんもまさにそれだと思った。本当にダンスが好きだから、踊りたいからそこまで行動できるんだと。果たしてうちにはここまで強い想いがあるだろうか。うちはごはんちゃんと並んで胸を張って「私もダンスが好きです」とは言えない。こういうことが就活でも言えるんだろうなぁと思う。

うちは何かに本当に本気で熱中したことがないのかもしれない。自分は熱中しているつもりでも、もっと熱い想いを持ってる人は他に沢山いてその人たちの行動力や思考にはいつも届かない。何でもかんでも中途半端な人間なんだなとつくづく思った。…思った、だけじゃいけない。何かを思って、そこから学びを得たとしても何もしなければそれは何も学んでないのと一緒。学びを得たのなら、そこから自分を変えるために行動に移さなくちゃならない。この旅に出たのもかけがえのない何かを得るため。この旅で出会ったメンバーだとか、旅を通じて感じたものだとか、メンバーや旅先で出会った人との会話の中から得られるもの、そういうものを求めて旅に出たはず。今までのうちだったら何かと色んなイベントには出かけて顔を出してはいても、その時に何かを感じたとしても、感じた止まりで終わってしまっていた。いつまでもこのままではいけない。時間とお金をかけて自分の意志で選んだことだから、精一杯実りあるものにしなけりゃ。日本に帰ったらもう一度自分を見つめ直そう。自分が好きだと思ったことは本当に全身全霊で取り組みたい。

 

と、感じたことが長くなってしまったけども。それから宿に帰って駅に向けて出発した。タイやカンボジアでいうトゥクトゥク(インドではリクシャー)に乗った。乗り心地はというと、まさにカンボジアトゥクトゥクと同じ。スリル満載で懐かし楽しかった。

駅に着いてから1時間ほど電車を待ち、その間に顔を洗ったり歯を磨いたりした。

ついに電車が来て乗り込んだ。人生2回目の寝台列車だ。乗って驚いたが、本当に簡素な寝台がついているだけだった。しかも砂漠地帯を走るために砂っぽくなっている。(うわぁこりゃちゃんと飛行機でブランケットぱちっとくべきだったなぁ)と後悔してももう遅い。(えーーいままよ!)仕方なくその砂っぽい寝台にショルダーバックを枕にして寝転んだ。(あぁー旅行記つけなきゃ…)そう思いながらも気が乗らず目をつむっている間にいつの間にか眠ってしまっていた。

→4日目に続く

インド旅行記〜2日目〜

さて、上海に着きおよそ20時間のトランジット待ちが始まった。上海での現地到着時刻は午前2時頃。疲労も溜まっていたし何か食べて少し寝たかった。ぷらぷらしているとファミマ(全家)を見つけた。(おぉ、ファミマじゃあないか!)中を覗くと超熟の食パンが置かれている。(これは日本の食べ物もかなり期待できるかもしれないぞ)などと思いながら両替所を探したのだが、両替所は閉まっていた。折角24時間営業のコンビニがあってもこれではどうしようもない。お腹は空いていたが朝まで待つしかないのでチェックインカウンターのある階にあるイスで寝ることにした。空港泊する人が結構大勢いて足を投げ出して寝ている人沢山。日本ならまだしも海外の空港で無防備に寝るのは寝ている間に荷物を取られそうで心配だったのでバックパックの下にショルダーバッグを入れその上に覆い被さるようにして寝た。

あまり寝心地のいい環境とは言えずうたた寝を繰り返しながら朝を迎えた。ふと気づくと周りは明るくなっていて、カウンターにもスタッフが入り沢山の旅行客で賑わっていた。

昨日の夜から空港→飛行機→空港と冷房のよく効いたところに居続けたのと、朝はやはり冷えるためか起きたときの寒気はひどかった。お風呂も丸一日入っていないから髪の毛もベタついて気持ち悪い。(シャワー浴びて身体の芯からあったまりたい…)そう思ってシャワールームを探すも見つからず…。身体中がぞくぞくしてとにかく暖かい食べ物を食べたくてファミマでラーメンを買った。お味の方はというと、まぁ食べれなくはないといった感じ。お腹はそれなりに満たせたし身体も温まった。

空港の中は寒いし、まだまだ時間はたっぷりあるし外に出てみようかと思い立った。(外なら気温も高くてうまくいけばちょっと観光くらいできるかも…)なーんてことはなく、外も中も大して温度差はないし外も観光できそうな所は見当たらなかった。多分地下鉄かなんかに乗らないといけないんだろう。出た後またそこから入れるかと思っていたら、一方通行だったらしくNO ENTRYの文字。戻るのに手こずり第2ターミナルまで行ってまた戻ってくる羽目になった。

戻ってからは地球の歩き方を読んだり本を読んだり。うたた寝したり振り付けを考えたりしながら時間を潰した。ちょうど振り付けを考えるなんてことをしていたもんだから葉加瀬太郎の言葉は心に響くものがあった。なるべくオリジナリティのある作品にしたいと思ったし、考え続けていなければふとした時にいいアイデアも浮かばないというのもとても共感できた。絵を描いてみたいなんて思ったりもした。この旅行中はきっと沢山写真を撮るだろうから、心に残った風景、目に焼きついた風景なんかを写真見ながらでもいいから描いてみたい。思うように描けなくて途中でほっぽっちゃうかもしれないけどそれはその時の話。描かなければ始まらない。

『作詞者でも作曲家でも作りたいと思ったら言うよりも前に作ってる』

『人からの評価なんて気にせず自分を表現するために自分の作りたいように作ればいい』

『』

そんなこんなで時間を潰しながーいながーいトランジット待ち時間を終えた。もし今度からこんなことがあれば次はホテルに泊まってやる!搭乗口に着くともうそこはプチインド。ターバン巻いてたり、サリーを着てたり、とにかくインド人がたくさん。みんな眼圧が強くてギラギラしてる感じ。あぁ、これからインドに行くんだなぁ、と改めて思った。

驚いたことに日本人が結構沢山いて色んな人と話をした。一人旅の人、添乗員さんとそのツアーの人、80歳と息子の2人旅の人たち。(80歳でインドなんて大丈夫かな?)と思ったりしたけどそれだけのバイタリティがあるのはすごいことだ。

インドって三種類の人間に分かれる。1.インドに行きたくて本当に行く人。2. インド行ってみたいけど行けない人。3. インドなんて行きたくないわ!って人。思ったより1の人種は多いみたい。みんなそれぞれ素敵な旅になるといいな。大きな問題とかなく無事に旅を終えられたらいいな。

飛行機は霧の為にちょっと遅れたが搭乗口を変えて乗り込んだ。発車する前になって急病人が出てさらに遅延。よくある「anybody doctor?」を目の当たりにすることに。今回の旅、飛行機のハプニングが多すぎる。でも、飛び立つ前でよかった。その後その人は無事意識を取り戻し結局飛行機を降りることになった。約1時間半の遅延を経て飛行機は飛び立った。

→3日目に続く

インド旅行記〜1日目〜

インド旅行の始まりはあきれるくらいバカバカしい失態から始まった。寝坊して飛行機を乗り過ごしてしまったのだ。目が覚めて気づいたときのあの絶望感といったら!多分これまでに味わったどの絶望感もこいつには敵わないだろう。

ともかく急いで支度をしバックパックを背負って家を飛び出した。駅に着いてからひとまずベンチに座り飛行機を調べる。(今からなら上海まで飛べば乗り換えに間に合う!)そう思って調べるも上海行きの飛行機は20日まで購入不可能。(もうインド行けないのか……?!バックパックまで買って?!)不安と絶望感が一挙に襲ってきてたまらない気持ちになる。デリーまでの便を調べるとまだ今日の夜出発の便は予約可能だった。16日合流LINEが動いていたので、リュウサイさんと藤原さんにひとまず状況を説明して謝る。2人とも頑張れ!と応援してくれた。余計なお金がかかるとしてもここまできたら行かないわけにはいかない。こっちはバックパックまで買ってずっと前から楽しみにしてたんだ。諦めてたまるか!

リュウサイさんが往路の便を破棄すると自動的に復路もキャンセルされる可能性が高いと言われ、焦って航空会社に問い合わせたが結局ダメだった(中国人のスタッフさん日本語うますぎ、JTBで予約したっけ?🙄)。デリーからジョードプルの便も取り直し、合計で7万ちょいの損失。かなりイタイ。来月からのバイトを死ぬ気で頑張ることを心に誓い、世の中にはもっとイタいダメージが沢山あることを思い心を落ち着かせる。

結局その日に取った航空券でインドまで行くことになった。航空券は余裕を持って買うものではなかったか。いざとなればパスポートと身一つあれば海外などすぐに行けてしまうのだと実感した。E-ticketも空港のパソコンを借りて印刷。E-ticketの催促の国際電話までしてしまった。沢山の初めてを一気に経験して脳みそフル稼働。人間、いざとなったら何でもできる。そして何とかなる。(お金は飛んだけど…💸泣)まだまだ自分にはバイタリティがあるんだと知れたのはよかった、かな。笑

 

さてさて、ようやくインドに行けることが決まって(よーし行くぞ!!)と勢い込んで飛行機に乗ったはいいものの。発車を待っていると、いきなり中国人の乗客が声を荒げ始めた。(ん?なんだなんだ?)と嫌な予感を感じながら日本語アナウンスを待つ。予感的中!台風の影響で発車が遅れることになったのだ。19:30発のはずだった飛行機は0時過ぎに変更。飛行機を降ろされ搭乗口で待つことになった。

まったく、日本を出るまでによくもまぁこれだけのハプニングが起きたもんだ。なかなかないぞ、フツー。3時間半ほど待ちようやく搭乗。無事に上海に辿り着いた。これから20時間ほどここで時間をつぶさなければならない。どうやって過ごすか。〜2日目へ続く

モノの豊かさ 心の豊かさ

先日、友人の家にiPodを忘れてきてしまった。そんなわけで今日でiPod無しの生活4日目に突入している。最初気づいたときはかなりショック(しかも学校も違えば家も遠いためなかなか取りに行けない)だったが、今少し心境に変化が起きている。よく言われるモノの豊かさと心の豊かさとやらを身をもって感じた。

 

私は今まで通学時はいつもiPodで音楽を聴いていた。周りの音をシャットアウトして、好きな音楽を聴き自分の世界に浸っていた。ところが今はそれができなくなってしまった。最初は音楽を聴きたくてiPhoneyoutubeを開きそこから聴いたりしていたが、電波が悪いところだとずっとロード中でいつまでたっても聴けない。待ちきれなくてiPhoneで聴くことを諦めた。

 

それからしばらくすると音楽を聴かなくても平気になってきた。代わりに周りの人達の会話を聴いてそれを楽しむようになってきた。

 

身の回りにある大半のものはなくても生きていけるものだ。あるとそれだけ暮らしが豊かになると思いがちだがそんなことはなくて、なくても他で楽しみを見つけれたりする。モノは持てば持つほどさらに欲しいと思ってしまうと思う。中学のときに国語で読んだ小説にもそんなのがあった。必要最低限のものだけで暮らしたほうが心にゆとりが生まれる。無くなったときに動揺することもない。

派遣バイト

派遣バイトってバックパッカーの旅みたいなものだと思う。毎回同じところに勤務する常連さんみたいな人もいるけど、私は同じところに勤めたことがない。毎回違うところで働いて新しい経験をして新しい人に出会う。だからいつも新鮮だし楽しい。

私はたまたま運がいいのか、今まで入った派遣先ではいつもいいメンバーに恵まれ楽しい思い出とともに仕事を終える。今日も今日とて例外ではなく、仕事自体は激務だったが一緒に働いてる人達と談笑しながら楽しくなんとかやりきることができた。

派遣先で出会う人は旅先で出会う人のようなものだ。仕事が終わればもう会うことはない。その場限りの関係。そんな風に考えると、折角仲良くなれたのになんだか寂しい…と思ったりするのだが、だからこそ逆にいいのかもしれないと思ったりする。ただ哀愁を感じるのが好きなだけかもしれないが(笑)私はこういう出会いと別れが結構好きだ。

私はこれからも派遣バイトを続けるだろう。もしどこかで偶然一緒に働いた人と出会えたなら懐かしい思い出話とともに会えた喜びを分かち合いたい。そんなことを思う今日であった。